英語を怠けた報い

英語を怠けた報い

もっと英語を勉強しておけば良かった・・・最近よくそう思う。

中学生になって初めて英語を習い始めた。Hello. I  Like English.(こんにちは、私は英語が好きです)から始まった授業は、ちんぷんかんぷんで、全然身が入らなかった。そもそも日本語だって全部の漢字を理解していないのに、異国の言語を習っている場合じゃないだろう、などと思っていたのだ。

f:id:fukuitadashi:20260205095501j:image

  • Don't Get!(理解出来ないよ!)

だから英語の成績はいつも下から数える方がはるかに早い順位だったし、それは高校生になっても変わらなかった。やがて社会に出るようになったが、それでも英語がほとんど分からないというのは特別不便を感じなかった。

そしてインターネットの時代がやって来た。色々なコンテンツを見聞きする中で、ユーチューブをよく視聴するようになっていった。すると国内の動画はいいのだか、外国の動画は当然英語等の外国語で話をしている。何を言っているのか全然分からない・・・

f:id:fukuitadashi:20260205100823j:image

  • What You Say?(何言ってんの?)

ダンスなんかの体を動かしているような動画はいいのだが、品物のレビュー等、説明が主の動画になるともうお手上げなのだ。時々分かる僅かな単語を頼りに理解しようとしても無理だ。あきらめて見るのをやめてしまう。

そして今流行りのVチューバーさんの動画もたまに見るのだが、気に入ったVチューバーさんの中には英語で配信している人もいる。楽しそうにゲームをプレイなどしているのだが、私としては言葉が分からないと面白さも半減してしまう。

そういう時は、どなたかが作った切り抜きの動画を見ている。それだと作った方が字幕を入れてくれるので、何を喋っているのかが、ちゃんと分かるので重宝している。それにしてもリアルタイムで視聴出来ないのが何とも歯がゆい。

f:id:fukuitadashi:20260205095523j:image

  • I Want To Know What You're Saying(なんて言っているのか知りたい)

しかし、この状況がずっと続くのかと思うと考えてしまう。これからも色々な動画を見てみたいとは思うが、英語が出てくる度に視聴するのを諦めるというのは不本意だ。それなら英語を理解するために勉強をやり直さなければならない。だが、今から固くなってしまった脳ミソを解きほぐし、英語を頭に叩き込むのは並大抵の事ではないだろう。

英語は理解したいし、勉強は大変そうだし・・・そういったジレンマを抱えつつ煮え切らない考えの元、私は又、ユーチューブのチャンネルに手を伸ばしている。

f:id:fukuitadashi:20260205095536j:image

  • I Can  English Now(英語が分かるようになりました)と言ってみたい

お断り:上記の英文はネットで調べました。

昔のゲーセン事情

昔のゲーセン事情

派手な電飾がピカピカ光って遠くからでもすぐそれと分かる。みんな大好きなゲームセンターだ。若い人や子供が多いが、親子連れや年配の方もよく見かける。色んなテレビゲームの他にクレーンゲームもあって来る人を飽きさせない。こんな楽しいゲーセンだが、昔はこういう場所に近づくのは子供にとってタブーだったのだ。

当時ゲーセンという所は不良の溜まり場になっている事が多く、知らないゲーセンに入るのにはある程度の勇気が必要だった。昔はテレビゲームの画面を見やすくする為、店の照明が落とされ気味で暗く、それが不良を引き付ける要因の一つになっていたのではないだろうか?

不良に“カツアゲ”されたとか絡まれたという話はよく聞いたし、私も不良ではないが酒臭いオヤジに「おい、にいちゃん100円貸してくれ」などと迫られた事もあった。仕方がないので100円位くれてやったが、やはりあまり治安の良い場所ではないなと実感した。

f:id:fukuitadashi:20260211161419j:image

  • 当時のゲーセンは敷居が高く、入りずらい店が多かった

そういう事もあって、やがて学校でゲーセンに出入りしてはならないという校則が出来てしまった。ゲームが好きな私に取っては嫌な校則だったが、どうしても流行りのゲームがやりたくてコソコソと隠れるようにしてゲーセンに通っていた。

しばらくして子供達の間で悪い事を初める者が現れた。真似する人がいると困るので詳しくは書かないが、100円玉の代わりにある物を入れるとタダ同然でゲームが出来るのだ。ゲーセンに結構な被害が出たのだが、ゲーセン側も黙ってはいなかった。

ある時私がゲーセンでゲームをしていると、近くに3人組の子供が来て、ゲームを始めた。するとすぐに2人の女性店員が飛んで来て「あんた達不正したでしょ!」と3人組に詰め寄ったのだ。すると3人組は申し合わせたように自分達の財布を開いて、やましいな物が入っていないと店員に見せた。証拠が見つけられなかった店員は不満そうに「ちゃんと分かるようになっているんだからね!」と言い残し、戻っていった。3人組はすぐにゲーセンを出て行ったが、顔面は蒼白だった。

f:id:fukuitadashi:20260211154354j:image

  • 当時は他にも色々な不正が横行していた

つまりこれはゲームの筐体に何かセンサーを取り付けて不正がすぐ分かるようにしてあったのだと思われる。そして3人組も疑われた時の用心に不正の物は一枚しか持ち歩かなかったのだろう。こういう、いたちごっこがあちこちで繰り広げられていたのだ。今のゲーム筐体にも不正が分かるセンサーが付けられているかも知れないし、監視カメラもあちこちにあるので、良からぬ事を考えている人がいたのならやめた方がいいだろう。

そういう時を過ごした私もやがて高校を卒業した。これからは大手を振ってゲーセンに出入りが出来るようになった。ある日、平日の昼間にゲーセンにいると、多分私服警官か補導員だと思われる人物に声を掛けられた。

「おい、君どこの高校生だ?」

「いや、卒業しました」

「それじゃあどこに就職するんだ?」

「いや、進学です」

「そうか、進学か、分かった」

人物は去って行った。当時のゲーセンはこのように、そういう人達が目を光らせている場所の一つだったのだ。私は高校を卒業しても、まだまだ油断は出来ない場所だと思った。

そんなゲーセンも今では健全な場所になったと思う。大人になってだいぶ年月が経つが、私は今だにゲームセンターに出入りしている。もうクレーンゲームしかやらなくなった私だが、あの頃のゲームをプレイした時の高揚感は変わらない。飽きもせずにポケットに100円玉をジャラジャラさせて筐体に挑むのは死ぬまで止められそうにない。

f:id:fukuitadashi:20260211155741j:image

  • 今では安心して遊べる場所になった

チーズはお好き?

チーズはお好き?

癖のある食べ物はたくさんあるが、チーズもその一つだろう。私は好きだが、はっきりと好きと嫌いに別れる食べ物のようだ。親戚の子は薄くスライスされて一枚々フィルムに包まれたチーズをおやつがわりに食べていたし、私の周りでもチーズ好きな人は多かった。逆に何でも食べられるがチーズだけは駄目と言う人もいたし、色々だった。

チーズを使った料理は数えきれない程ある。ピザにグラタン、ドリアにチーズフォンデュ・・・ミートソースパスタにたっぷり粉チーズを振りかけて食べるのも良い。朝に、野菜サラダにカットしたチーズを添えて食べるのも悪くない。

f:id:fukuitadashi:20260218093139j:image

  • 熱いチーズがたっぷりかかったピザは最高だ!

色々な料理に使われるチーズだが、思いがけない食べ物にも使われた事がある。それは寿司だ。かつてJR北海道の登別駅で販売されていた洋寿しという駅弁があるのだが、その名のとおり寿司ネタがトンカツ、焼き豚、ハムなど洋風の物ばかりで、その中にもチーズがあったのだ。

サビの代わりに洋辛子を使い、醤油ではなくソースで頂くという徹底ぶりで、一度だけ食べた事があるのだが、意外とネタと酢飯に合っていて美味しかった。残念だがこの駅弁は2004年になくなってしまい、今では食べられない幻の味となってしまった。

f:id:fukuitadashi:20260304092635j:image

  • 家にパッケージが残っていた。残念ながら中身の写真は無い

チーズにはタンパク質を始め、カルシウムなど色々な栄養素が含まれている。何せ牛乳から作られるのだから納得もいく。人は油を美味しいと感じる生き物らしいが、チーズは脂肪分が豊富にある分そう思うのかも知れない。

だがこれは全ての食べ物に言える事だが、食べ過ぎは禁物だ。その旨みの脂肪分や塩分の取りすぎは病気の元なので、程ほどにしなくてはならない。そういう事を頭に入れた上で私は今日もチーズを口にする。

先日あまり行かないスーパーでパック詰めされた酢飯を見つけた・・・これは、チーズの他に焼き豚やトンカツを用意すればあの幻となった洋寿しが食せるのではないのか・・・?などと考えた。結局その時はやめたのだが、でも何だか気になる。そのうち試してみようかな?

f:id:fukuitadashi:20260218094826j:image

  • チーズ各種、どれも試食してみたい・・・

ホロホロシュリンプ飼ってみた その5 飼育方法(水換・繁殖編)

ホロホロシュリンプ飼育方法

ホロホロシュリンプ(以下シュリンプ)を飼う上で一番手間が掛かるのが水換だろう。熱帯魚の水換には水のみを少量換える小換水と、砂や水槽内の用具を全て掃除する大換水があるが、ここでは大換水の方法をご紹介したい。人によってやり方は違うだろうが、参考までに私のやり方を順を追ってご説明したい。

  1. シュリンプの移動:まず容器に水槽内の水を汲んでおき、そこにシュリンプを網ですくって入れておく。
  2. 水槽内の物の撤去:ろ過装置、ヒーターを初め、底床材も含め中の物は全て取り除く。その前に電気器具のコンセントは必ず抜いておく事を忘れないようにする。
  3. 底床材を洗う:真水で良いから何度か水を取り替え砂を洗う。この際半分程度、新しい砂に取り換えるのをお勧めする。なぜならサンゴ砂からシュリンプに必要なミネラルが染み出ているという話があるからだ。私も必ずそうしている。
  4. 水槽のガラスの掃除:スポンジ等でガラスに付いた汚れを落とすのだが、完全に綺麗にするのは全面のガラスだけにする。側面や後ろの面はある程度まで汚れを落としたらやめておく。これはシュリンプの餌になる有機物を残しておくという意味があるのだ。
  5. 汚れを網ですくい取る:ガラスをこすると水がゴミだらけになるが、これを水が綺麗になるまで目の細かい網で何度もすくい取る。
  6. 新しい汽水を入れる:作っておいた汽水の分だけ古い水を捨て、新たに継ぎ足す。量は水槽の1/4程度で良いと思う。新しい汽水は必ず前日に作っておいて、カルキを完全に抜いておく。又、ショップで濃度を調整された汽水も販売されているので、それを使うのも手だ。
  7. ろ過装置のろ材を取り替える:3ヶ月位経つと、ろ材は真っ黒になってしまう。普通ろ材はバクテリアを維持させるため、古い物を半分くらい残しておくのが定番だが、私は全部取り替えてしまっている。そうしても何日か経つと、ろ材が茶色に染まってくるので問題ないかな?と思う。
  8. 取り出した物を全て元通りに配置する:その際に溶岩やアクセサリー等、汚れている物は簡単に掃除をしておく。これも有機物を残しておく関係で、汚れを取りすぎないようにする。
  9. 比重計で塩分濃度を確認する:砂を洗った時の真水が水槽内に多少入ってくるので一応塩分濃度を確認しておく。薄いようならもう少し海水の素を足してやる。
  10. シュリンプを水槽に戻す:電気器具の電源を入れ、異常がない事を確認した上でシュリンプを又、網ですくって水槽に戻してやる。容器の水が綺麗ならそのまま容器の水ごと戻してやってもいい。

f:id:fukuitadashi:20260329144907j:image

  • 水槽の掃除は大変だが、これも可愛いシュリンプのためだ

以上で終わりだが、水換えが終わったばかりのシュリンプはストレスを感じ、体が真っ白になっている場合が多いと思う。しかし数時間も経てば元の鮮やかな赤色に戻るだろう。違うやり方もあるのだろうが、これは数あるやり方の内の一例として読んで頂きたいと思う。続いて繁殖の関係の話をご覧頂きたい。

繁殖に必要な条件だが、これもあくまで私の経験によるものなので、この通り行って必ず繁殖できるかどうかは分からないのでご了承願いたい。

  1. 水温:前々回の記事の“その3”でも書いたがシュリンプの最適な水温には諸説ある。だが、やはり23度程度は必要と思われる。卵は水温が高いと早く孵化するというが、24度前後の場合は3週間程度で孵化した。
  2. 塩分濃度:特別産卵のために濃度をいじる必要はないが、あまり濃度を変化させないように小まめに蒸発した分の水は足してほしい。
  3. PH:シュリンプの生育に適正なPHは弱アルカリ性だという。本来ならばPHの調整薬でコントロールした方が良いのだろうが、底床をサンゴ砂にしている場合、そこから染み出るミネラルで汽水が自然と弱アルカリ性になるようなので、これはあまり気にしなくてもいいと思う。私も特別な事はしなかった。
  4. 餌:親に栄養を取らせるために与えた方が良いと思うが、与えなくても繁殖に成功した人もおられるらしいので、これは個人の判断にお任せしたい。与えるのであれば極少量にして、余った餌は放っておくと水質の悪化に繋がるので、必ずスポイトで取り除いてほしい。
  5. 水換の頻度:私の場合3ヶ月目に水のみを水槽の1/4位の量を換える小換水をして、その3ヶ月後に上に書いたような大換水をするというサイクルを繰り返した。水換えは半年に一度でいいという話もあるが、どうも私は何か心配なのでそうしている。これがシュリンプにとって良いのか悪いのかは、申し訳ないが分からない。
  6. 隠れ家:シュリンプは暗く、狭い場所で交尾をするというので、アクセサリーなどでそれなりの場所を作ってやってほしい。

f:id:fukuitadashi:20260329151026j:image

  • 大事に育ててやれば、きっと抱卵してくれるはずだ

こうして水槽内の環境を整えていると自然と抱卵に繋がっていくようだ。シュリンプは何の前触れもなく、ある日突然抱卵する。それを発見した時は嬉しいものだが、この後注意する事がある。

  1. ろ過装置の水流を弱くする:元々水流はあまり強くない方が良いのだが、それでもその水流により親エビから卵が取れてしまう脱卵という事が起きてしまう恐れがある。取れてしまった卵はもう育たないので諦めるしかない。水流は極力弱くするか、いっその事、ろ過装置を止めてしまってもいい。多少の水質の悪化は仕方がない。
  2. あらかじめ、ろ過装置の吸水口に細工をする:卵が孵化したらゾエアと呼ばれるプランクトンのような幼生が生まれるのだが、体長が2ミリ程度の極小さいものだ。ろ過装置の吸水口を細かいろ材で覆い、ゾエアや成長した稚エビが吸い込まれないようにする。これは抱卵する前に行っておいてほしい。
  3. 水換は控える:親エビを網ですくったりすると網と卵が擦れて脱卵する恐れがある。親エビのストレスもあるのでやめた方が良い。

これだけ注意しておけば、あとは成り行きに任せていい。脱卵さえしなければ3週間後位にはゾエアが生まれてくるはずだ。やがてゾエアは稚エビに成長し、親と一緒にその辺をツマツマする可愛い姿を見せてくれるようになるだろう。

私はこの方法で繁殖に何とか成功したが、この記事がまだ繁殖出来ていない方の助けになれば良いと思うので是非参考にして頂きたい。

f:id:fukuitadashi:20260329153422j:image

  • 水槽内をフワフワと漂うゾエア、頭を下にしている

  • UPにすると、体がエビの形をしているのが分かる

シュリンプの生態については、まだまだ謎の部分があると言われている。人により飼い方、解釈の仕方に違いがあると思うが、これが正しい飼育方法だと分かるまで私達は試行錯誤しながら飼育してゆくのだろう。

今回紹介した飼育方法も、どれだけシュリンプ達のためになっているのかは分からないが、私の出来る限りの知識と経験で進めてきたものだ。皆さんも自分で色々試して「これだ!」と思う方法を見付け出してほしい。

3回に渡ってお送りしたシュリンプの飼育方法だが、意外と長い記事になってしまった。最後まで読んで頂き、お礼申し上げます。大変ありがとうございました。

f:id:fukuitadashi:20260401153543j:image

ホロホロシュリンプ飼ってみた その4 飼育方法(水槽立ち上げ・管理編)

ホロホロシュリンプ 飼育方法

○水槽の立ち上げ

用具を揃えたら、水槽の立ち上げに移ろう。やり方は他の熱帯魚の時とあまり変わりはない。まず用具を洗うのだが、絶対に石鹸や中性洗剤を使わないでスポンジなどで軽く擦り洗い程度にしてほしい。洗浄が済んだら用具を水槽の中に順番にセットする。サンゴ砂を敷いたら、ろ過装置、ヒーター、溶岩などを配置して最後に汽水を注ぎ込む。

ここで注意するのは汽水をどの程度の塩分濃度にするかという事だが、基本は海水の素の説明文に汽水の場合の作り方が書かれているので、その通りに水を加えて作れば良いと思う。

ただ、やはり正確に塩分濃度を管理した方がいいと思うので、比重計で調べた方が完璧だろう。淡水の比重は1.0で海水は1.024前後なのだが、汽水の塩分濃度は海水の半分の1.012~1.014程度だ。

細かい事を言うと比重は水温によって変わってくる。本来ならば補正計算をしなければ正確な値は分からないが、そこまでシビアにやる必要はないと思う。おおむね比重計の値で良いだろう。私は一応1.014位で良いのかな?と思い、それを維持している。

f:id:fukuitadashi:20260401103857j:image

  • 汽水を作る際は海水の素の分量を間違えないように

最後に蓋をして照明をセットし、全ての電源を入れて1ヶ月ほど試運転させる。一般の熱帯魚の試運転は1週間位なので結構長いが、それだけ置いておけばシュリンプの餌になる苔や有機物が発生してくると思うので私はそうしてみた。そうすると、ろ過装置の周りのろ材に茶色い色が付いてきてバクテリアが繁殖し初めたのが分かるようになった。

だが、なかなか苔や茶色い有機物が目立たない場合もあると思うが、あまりエサの少ない水槽にシュリンプ達を入れたくはない。そういう時は市販のバクテリアを入れてみてもいいかなと思う。その場合は汽水用として販売されている物があるので、それを利用して頂きたい。

準備が出来たら、いよいよシュリンプをお迎え出来る。迎える匹数は単純にシュリンプの姿を眺めたいのなら3~4匹でも良いが、繁殖を考えるのなら10匹程度は欲しい。数が少ないとオスだけ、又はメスだけだったという事にもなりかねないので、それでは繁殖は出来ない。ちなみに体の中に白色の物(精子)が見えるのがオス、黒色の物(卵)が見えるのがメスだ。

f:id:fukuitadashi:20260331085921j:image

  • 少し分かりにくいが右がオス、左がメスだ

売っている場所は、前は雑貨店等でも扱っていたが、今は大手の熱帯魚のショップが基本だ。シュリンプはボトルに入れられ、ピクシーシュリンプ、スカーレットシュリンプなどという名前を付けて売られている場合がある。無い場合は通販になるが、あちこちの通販のショップで販売しているのが見られるのでそれを利用すれば良いと思う。

ただし、ボトル入りのシュリンプの場合、航空法の関係で本州、四国以外の地域では購入できないようになっている。その場合、シュリンプと用具を別々に注文すれば本州、四国以外でも購入は可能なので、詳しくはショップのホームページに記載の説明をご覧頂きたい。

シュリンプが家に来たら水合わせを忘れないで欲しい。やり方は他の熱帯魚と同じだ。シュリンプを容器に移して少しずつ水槽の水を加えてやる。ある程度まで混ぜ合わせたら網でシュリンプを救って水槽に入れてやる。そうするとすぐに岩や水槽のガラスに取り付いて脚でツマツマし初めると思う。可愛いその姿を楽しんで欲しい。

○毎日の維持管理

基本、シュリンプはほとんど世話をしなくても良いと言われているが、それにしても多少の世話は必要だ。まずエサだが、水槽内の有機物を食べるので必要ないとの話をよく聞くが、私はそれだけでは足りない場合もあると思う。特に水槽を立ち上げたばかりの時は有機物が少ない状態なので余計必要だと思う。又、繁殖を考えた時、親に十分な栄養を取らせた方がうまく行くような気がするのだ。

私はクロレラを使用した植物系のエサか、ザリガニ用のエサのどちらか一粒を、極小さくカットした物を2~3日おきに一つだけ与えている。そうすると、じきにシュリンプ達が集まってツマツマし初める。という事はやはり空腹、あるいは美味しいと思うから集まってくるのではないだろうか?

f:id:fukuitadashi:20260329142224j:image

  • 各メーカーから様々な餌が発売されているが、与える量は、極わずかでいい

水槽の水は日ごとに蒸発して減ってゆく。その場合どうしたら良いだろうか?よく汽水を継ぎ足すという話を聞くが私は違うと思うのだ。何故なら食用の塩を作る場合、海水を広い場所などに撒いて蒸発させて残った物が塩になる訳だ。

つまり塩は蒸発しない。水槽の中も同じ事が言えるだろう。だから汽水を継ぎ足し続けると、どんどん塩分濃度が上がってゆくはずだ。私はそう考えているので、いつも汲み置きしてカルキを抜いた真水を継ぎ足しているが、シュリンプ達の状態には異常は無い。もし私の考えが間違っていたら申し訳ない。

f:id:fukuitadashi:20260329143032j:image

  • 塩田で塩を作っている様子

あとは特に毎日しなくてはならないような世話は無い。決まった時間に照明を当ててやり、水温計を見てヒーターがちゃんと作動しているかどうかを確認する位だ。確かに大した手間はかけなくても良いシュリンプだが、それだけ環境が悪くなっても生き抜ける我慢強い生き物だという事なのだ。

それを私達は分かってやって、少しでも良い環境の中で泳がせてやりたいものだ。条件が良ければきっと繁殖もしてくれるようになるはずだ。

本当はこの後、定期的に行う水換えの方法と繁殖の場合の注意点等を書きたかったのだが、これらも長くなりそうなので、また次回に持ち越しとなってしまった。だが、この次には飼育方法の話はこれで終わりにしたい。

f:id:fukuitadashi:20260401161122j:image

ホロホロシュリンプ飼ってみた その3 飼育方法(用具編)

ホロホロシュリンプ 飼育方法(用具編)

今回は私のホロホロシュリンプ(以下シュリンプ)の飼い方をご紹介したい。私もシュリンプを飼い初めて数年になるが、他の方の飼い方を参考にさせて頂きながら自分なりの飼い方を考えてきた。

この方法が果たしてベストなのかは分からない。だが、これも一つの方法だという程度にこの記事を読んで頂き、これからシュリンプを飼ってみたいとお考えの方の選択肢の一つになればと思う。まずは必要な用具の説明から始めたい。

○水槽

シュリンプはショップでボトルに入れて売られている。このまま飼えない事もないのだが、それではどうにも手狭だ。シュリンプも狭いビンだと体がストレスを感じた時の白色の場合が多いし、長生きさせてやりたいのなら、やはり大きな水槽に入れてやった方が良いだろう。

私の場合は20cm×20cmのキューブ水槽を使用しているが、30cm×30cm 位の大きさの物でも構わないと思う。大きすぎるとお考えの方もおられるかも知れないが、水槽は大きめの方が水質の変化が緩やかなのでシュリンプに優しい。それに繁殖を狙うのであれば、これ位の余裕は欲しい。水槽は必ず下に発泡スチロールか段ボールを敷いて安定させてもらいたい。

  • キューブ水槽、写真は30cm×30cm

○底床材

水槽の底に敷く物だが、ショップには様々な種類の底床材があるが、これはやはりサンゴ砂一択だろう。シュリンプはハワイ原産で海岸の潮溜まり等に生育しているそうなので、水槽内は出来るだけ同じような環境にしてやりたい。色々な大きさのサンゴ砂が売られているが、細かい物が良いと思う。あまり目の粗い砂だとエサを与えた時に砂の間に落ちてしまい、エサを食べられなくなってしまうからだ。

  • こういう潮溜まりにシュリンプ達がたくさんいるのだろう

○ろ過装置

シュリンプは丈夫なので、ろ過装置は要らないと言う指摘をよく目にするが、生き物である以上必ず排泄はする。シュリンプは耐えているだけで、環境の悪化は決して良い事ではないと思うから私は設置している。ヒーターを使用する場合も、ろ過装置で水を循環させてやらないと水槽内の水温が均一にならないだろう。それでも要らないと言う人には無理に薦めはしないが、私はジェックスのピコロカというろ過装置を使用している。

シュリンプは強い水流は苦手らしいので、出来るだけ弱い水流の物を探していたのだが色々調べた末、これ以上水流の弱い物は無かったので購入した。20cm水槽には丁度良い大きさだ。ただしピコロカ自体には、ろ過材がほとんど入らないので、その周りに別にろ過材を用意して敷き詰める必要がある。

○ヒーター

シュリンプを飼育する上で適正な水温だが、これは諸説あるのだ。多いのは22~26℃だが、もっと低くても良いと言う説もあり、ハッキリとは分からない。ハワイ原産なので高い水温でも良いような気がするのだが30℃以上の水温はダメらしい。私は金魚用の24℃位の温度固定ヒーターを使用している。

ただ、冬は部屋の暖房を入れると水槽の水温もそれにつれて高くなり、25~26℃になってしまうが、シュリンプの調子が悪くなる等の特別な問題は無いようなので、26度位の温度設定のヒーターでも良いのかも知れない。

○照明

これは極普通のLED照明で構わないただろう。水槽を窓際に置けばいらないかも知れないが、やはりあった方が見映えが良いし、ろ過装置のろ過バクテリアの生育にも関係していると思うので、あった方が良いと思う。

○アクセサリー

ハワイの潮溜まりは溶岩で出来ているそうだ。そしてその溶岩からシュリンプに必要なミネラルが溶け出しているというので、それを入れてやると良いと思う。時間が経つと溶岩の表面にコケや有機物が発生して、それがシュリンプ達の餌になるので一石二鳥だ。ただ、溶岩から溶け出るミネラルには限りがあると思うのだが、これをどれ位の期間で交換したら良いのかが全く分からない。私は一応一年位で交換しているが、これで良いのだろうか・・・?

あとはシュリンプの隠れ家になるような様々なアクセサリーがショップで売られているので、自分の好きな物を購入すれば良いが、こういう物を選んでいる時は楽しくて、ついつい買いすぎてしまいがちだ。だが、何でも水槽に、ごちゃごちゃ入れてしまうと見苦しくなるので注意だ。

  • 溶岩の山、水槽に一かけらで良いから入れてやってほしい

○水草

淡水用の水草で汽水に耐える物は、あまり無いだろう。シュリンプが売られている時に大抵ボトルにマリモが入っているが、それ位しか無いかも知れない。ウィローモスは育つという話を聞いたので試してみたが、駄目だった。だが、マリモが幾つか水槽に入っているだけでも雰囲気が変わるので、それでも満足できるのではないだろうか?海水魚用の海藻という手もあると思うが、汽水でうまく育つかどうか、私は試した事がない。そのうちやっては見たいとは思うが・・・

f:id:fukuitadashi:20260329154252j:image

  • マリモでもシュリンプの小さな体とよく合うと思うのだが?

○比重計

塩分濃度を計るのに必要な用具だ。海水魚用の物で汽水も管理出来る。針式の安い物は千円以下で買えるが望遠鏡のように、のぞき込む数千円する物の方が精度が良い。神経質になる必要はないが、何度も水槽の水換えを繰り返すうちに汽水の作り方の誤差で塩分濃度が変わってくるので、一つ用意しておいた方が良いだろう。

f:id:fukuitadashi:20260329143440j:image

  • のぞく方式の比重計。左下の青い部分に汽水を垂らして測定する

○その他

水槽の蓋や水温計はシュリンプではなくても必ず必要だ。あとは汽水を作るための塩だが、これは食用の塩でも代用は出来るかと言えば、あまりお勧めは出来ない。何故なら食用の塩は固まるのを防止するため様々な添加物が入っている事があり、シュリンプへの影響が考えられる。又、汽水を作るのに正確にグラム数を計る必要があるが、ショップで売られている海水の素は、一袋で汽水が何リットル作れると説明が書かれていて分かるので、それを使った方が無難だろう。

この後水槽立ち上げ、維持管理、繁殖と話を進めたかったのだが、長くなりそうなので又、次回にしたいと思う。シュリンプを飼うための用具で特別な物は比重計くらいだろう。他の用具は全てショップで簡単に手に入る物ばかりだ。近くのショップに無いのなら比重計も含め、通販を利用すれば良い。用具をどれにするか悩みながら選ぶのもアクアリウムの楽しみの一つだ。存分に悩んで選び抜いて欲しい。では又、次回。

f:id:fukuitadashi:20260401161156j:image

鉱物が好物!その4 お宝を手に入れろ!ビーチコーミング

お宝を手に入れろ!ビーチコーミング

ビーチコーミングという遊びをご存知だろうか?極簡単に言うと、砂浜に打ち上げられた物を拾うという事なのだが、それだけ聞いても「何だ、そんなのが楽しいのか?」と思う人もいるだろう。砂浜にはゴミやガラクタ等色々な漂着物があるが、海岸に散らばる物はそれだけではない。

貝殻を初めとして流木、小石、ガラスの破片そして遠くからから流れ着いた異国の品物等、様々だ。その中にはとても綺麗な物もある。まずガラスの破片だが、割れたガラスは時間が経つうちに波と砂に揉まれ、角が取れて滑らかになる。色とりどりなガラスがあることも相まって、まるで宝石か何かのような石に生まれ変わるのだ。これを“シーグラス”と言う。

元々何のビンだったのか?また、どこから来たのか?想像するのもいい。ビーチコーミングの中で、貝殻に次いで手軽に集められる物だ。持ち帰ったシーグラスは棚に並べたりしてインテリアとしても楽しめる。

f:id:fukuitadashi:20260224142650j:image

  • 色とりどりなシーグラス。ガラス瓶に詰めて飾るのがお勧めだ

次に小石だが、これは宝石に近い物が落ちている事がある。クォーツ(水晶)を初めとしてアゲート(瑪瑙:めのう)、ジャスパー(碧玉:へきぎょく)、カルセドニー(玉髄:ぎょくずい)等があり、中にはジェード(翡翠:ひすい)といった貴重な石が取れる場所もある。アンバー(琥珀:こはく)を見つけたと言う人もおり、まるで宝探しのようだ。

シーグラスに比べて手に入れるのはやや困難だが根気よく探せば見つかるはずだ。これらの石は家で耐水ペーパーで磨き上げれば、きっと艶々に光輝いて見えるようになるだろう。ただ、石の採取を制限している地域もあり、事前に確認してほしい。

f:id:fukuitadashi:20260326130021j:image

  • 上から時計回りにクォーツ、アゲート、ジャスパー、カルセドニー、キリアンジェード、アンバー、(ビーチコーミングで見つけた物ではありません)

はるばる外国からやって来た漂流物もある。ハングル文字や中華圏の漢字で分かる。主にプラスチック製品だが、お菓子等の食品の空き袋や片方のサンダルに、何かが入っていた空き瓶。遠くロシアから流れ着いた玩具もあったと聞いた。それは海の向こうに、そこで生活をしている人々が確かにいるのを実感させてくれる。

さすがにこれらは拾う気にはならないが、下の写真を見てほしい。これは最初は捨てられた、ただのガラス瓶が長年海中に浸されているうちに、化学変化を起こして瓶の内側が銀化した銀化瓶という物だ。こういう貴重な海の宝も手に入る可能性があるのだが、ただし見つけるのはかなり難しいだろう。

f:id:fukuitadashi:20260224142701j:image

  • 美しい銀化瓶。拾えた人はとても幸運だ!

漂着物を収集展示している施設もある。私が行ったのは北海道の石狩浜にある、いしかり砂丘の風資料館という場所だ。ここには漂流物だけでなく、石狩市で発掘された遺跡や鯨の化石等が展示されていて良い息抜きになる。本州にもこういった施設は数々あるので訪問してはどうだろうか?

私も何度か砂浜で何か綺麗な物が落ちてないかと探し回った事があるのだが、なかなか簡単には見つからない。それは時期が悪かったのだと思う。ビーチコーミングのチャンスは海の荒れた次の日だという。色々な物が浜に打ち上げられるからなのだろう。

ビーチコーミングは交通費位しかお金のかからない趣味でもあるし、歩き回るから健康にも良いし、ヒマ潰しにも丁度良い。それにもしかしたら値打ち物の宝石が手に入るのかも知れない・・・そんな夢を見て、ワクワクしながら出来るなんて楽しい遊びじゃないか!?

f:id:fukuitadashi:20260224142710j:image

  • 今すぐ海岸に行ってみよう!