警視庁見学24時

警視庁見学24時

少し前に刑務所見学の記事を書いたからという訳ではないが、今回は警視庁の見学記事をご覧頂きたい。地下鉄の駅を降りてすぐの場所に警視庁の建物はあった。だが集合場所が分からないので近くの警官に声をかけた。

「すみません警視庁の見学に来た者なんですが集合場所が分からなくて・・・」

「お名前は?」

「フクイです」

「ああ、あちらの大きい入り口ですよ」

「ありがとうございます」

「もう一度お名前は?」

「フクイですけど・・・」

「はい、分かりました、じゃあどうぞ」

「・・・」

これは一種の職務質問ではないのだろうか?会話はもう少し長かったのだが、もし、偽名を使った者が2回目で違う名前を言ってしまったら「お前さっきと名前違うじゃねえか!」などと言われ、別の理由で警視庁内に入る事になったはずだ。うう、警視庁恐るべし。

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  • 警視庁内部は厳しく撮影制限されているが、ここはOK

威圧的な警視庁の洗礼を受けた私は、言われた玄関前で、やや緊張しながら待っていた。他の見学者は私を含め5人位だった。時間になると婦警さんが二人、私達を迎えに来た。さっきの警官と違い、にこやかで少し安心した。身分証明書を提示していよいよ警視庁内部に潜入出来る。

最初に案内された場所は警視庁教室だ。ここで私達は警視庁に関する業務内容などのビデオを見せられた。合間に出題されるクイズの答えを、目の前のタブレット端末で答えたりして警視庁への理解を深める・・・といった趣向だが、内容はほぼ忘れてしまった・・・

次に連れていかれた場所は今回の見学の目玉、通信指令センターだ。ここに東京23区からの110番通報が入電されるのだ。十数人の警察官が業務に当たっていたが、デスクの横にあるランプがひっきりなしにピカピカと光っている。

それが110番通報された合図だという。私は110番通報はした事はないが、東京23区だけでも短時間でこれだけの通報があるのには驚きだった。

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  • イメージイラスト、実際はもっと広くて明るかった

最後に見学した所は警察参考室という展示コーナー。ここには警察官の制服や過去の事件の資料などが展示してある。10分位の自由時間が、あったのでそれらの資料を興味深く眺めていたのだが、ある場所で私の足が止まった。

そこには事件で押収された覚醒剤があったのだ。パケと呼ばれる小さなビニール袋に入れられたそれは、氷砂糖を砕いたような細かい結晶に見えた。

(これが人を狂わせる悪魔の薬物だ・・・)

年間何人の人がこの薬のために悪事を働き、逮捕されて刑務所に入れられたのかは分からないが、覚醒剤を初めとする違法薬物が、ある限りこういう事態は終わらないのだ。違法薬物との戦いはいつまで続くのか・・・?

警視庁内で唯一撮影の出来る場所の一つ、白バイの置いてある場所で撮影を済ませて見学は終わった。(もう一つは警視庁マスコットのピーポくんの像)

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  • またがって撮影する事も出来るのだ

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  • 裏には警視庁見学記念の文字が

警察と言い、刑務所と言い、お世話にはなりたくない所だが、これらの場所は世の中の治安を維持するためには必要不可欠な組織だ。我々、ひ弱な一般庶民を守ってもらえるように是非業務に専念して頂きたい。