ホロホロシュリンプ飼ってみた その2
ホロホロシュリンプを飼い初めて数ヶ月経った。このエビはヤマトヌマエビやビーシュリンプ等と違って水換えの必要は半年に一回でいいと言われていた。だが他のエビや熱帯魚を飼ってきた私としては何か不安で3カ月後に水換えをした。このエビは汽水に住むので海水の素を半量使い、汽水を作った。
水槽の中の溶岩やらブロックを取り出して見ると、やはり結構汚れが付いている。少し掃除をしてやるが、あまり擦りすぎると表面の餌になる有機物が無くなってしまうので、その辺は適当に・・・サンゴ砂も半分取り替え、汽水を注いでレイアウトを元通りにして出来上がりだ。
ホロホロシュリンプを放してやると、やはりストレスを感じたようで、体は真っ白になってしまったが、そのうちあの鮮やかな赤色に戻るだろう。見ているとすぐにその辺の物をツマツマし始めた。可愛いやつだ。こうやって毎日眺めているのだが繁殖はなかなかしてくれないなと思っていた。
ところがそれから、どれだけ経ったかは忘れたが、水槽を覗き込んだ時、シュリンプのお腹に黒い卵がくっついているのが見えたのだ!

- 初めて抱卵が確認出来た時は嬉しかった
「おっ、やった!」と、思わず声が出た。数は14~5個位だろうか?体の割には大きい卵だ。シュリンプは卵に水を送るために、盛んに足を動かしている。卵が取れてしまわないか心配だが、成り行きに任せるしかない。数日後もう一匹抱卵している個体が確認できた。これはうれしい。
こうなってくると、暇さえあれば水槽を覗き込むようになる。よく、飽きないものだと自分でも変に感心する。卵は順調に育ってくれているようだった。そして3週間後私は水槽に見慣れない小さな糸屑のような物を見つけた。それがホロホロシュリンプのゾエアだったのだ。

- 写真の真ん中の細長い物がゾエア。頭が下になっている
ゾエアとは稚エビになる前の幼生のような物の事だ。よく見ると奥の方にも2つ3つ、フワフワとゾエアが漂っているのが見えた。「よし、いいぞいいぞ」などと独り言を言ってしまう。
結局ゾエアは20匹位に増えたが、1週間位経つとみんな見えなくなった。恐らくゾエアの期間を終えて、稚エビになったのだろう。水槽の中を探すも色々な物が入っているせいもあり、全然分からなかった。

- 餌に群がるホロホロシュリンプ
他の方達のブログやサイトには繁殖に苦労されているとの記述も目立つが、私の場合、3ヶ月ごとの水換えと毎日の極わずかな餌、小さなろ過装置にヒーターと照明。それでちゃんと繁殖出来たのだ。このやり方が正しいかどうかは分からないが、繁殖は出来たので少なくとも間違ってはいないと思う。
そして今現在ホロホロシュリンプは50匹位に増え、水槽の中はとても賑やかになった。今日も私は飽きる事なく水槽を覗き込み、小さな妖精達の姿を楽しむ。そのうちもう一本水槽を増やそうか?それとも買ってきた時の小さなボトルに入れて机の上に置いて楽しもうか?などと考えてみる。
繁殖がうまくいかない人からすれば羨ましい?そうかも知れないが、今まであまり良い事のなかった私の人生なのだから、たまにこういう良い事があってもいいと思うのだが・・・?